訪日外国人に人気の国内旅行先は、東京、大阪、京都

米国発のオンラインホテル予約サイトホテルズドットコム(Hotels.com)は21日、2015年度上半期のホテル宿泊料金の調査「ホテル・プライス・インデックス(Hotel Price Index)」で、訪日外国人旅行者に人気の滞在先トップ20を公開した。上位は昨年同時期と変わらず、1位は東京、2位は大阪、3位は京都となった。上位20位は表のとおり。

訪日外国人に人気の国内旅行先は、東京、大阪、京都

同調査によると、円安の影響で訪日外国人旅行者は前年同期比46%増の約914万人となり、そのうちアジアからの旅行者が5分の4を占めた。平均宿泊料金は同12%増の1万5242円だった。都市としては東京が最も高く、同8%増の1万6650円となり、最も伸び率が高かったのは大阪(同23%増、1万4502円)、次いで名古屋(同22%増、1万849円)となった。

日本での平均宿泊料金を旅行者の国籍別で見ると、1位はフィリピン(2万1278円、同20%増)、2位はインドネシア(1万9454円、同19%増)、3位は中国(1万9390円、同12%増)、4位は米国(1万8817円、同14%増)、5位はスイス(1万8116円、同13%増)となった。台湾と韓国は訪日人数は多かったが、宿泊料金では台湾は23位(1万4458円、同16%増)、韓国は24位(1万4340円、同15%増)となった。

(写真はイメージ)