防災用品に関するアンケート 災害に備えている人は3割

マイボイスコム(東京都千代田区)は9月30日、防災用品に関するアンケート調査の結果を発表した。災害に備えている人は3割、備えていない人は5割強で、行っている対策は「防災用品の準備」が4割強で最多だった。

災害に対して「十分備えている」と回答したのは1.2%、「ある程度は備えている」は29.2%で、この2つを合わせると30.4%となった。一方「あまり備えていない」は27.6%、「ほとんど備えていない」は25.2%で、合計52.8%だった。年代が高いほど備えている比率が高く、また関東では他の地域より備えている比率が高くなった。

災害の備え・対策として行っていることは、「防災用品の準備」が43.1%、他に「家具などの転倒・落下防止対策」(25.7%)、「地震保険への加入」(24.7%)、「避難場所や経路の確認」(20.4%)などがあった。

防災用品の点検頻度を聞いたところ、「1年に1回未満」(24.9%)と「1年に1回」(23.6%)が最も多かった。東北では他の地域より頻度が高くなった。防災用品を準備しようと思ったきっかけは、「実際に起きた災害を見聞きした」(56.4%)が最も多く、「テレビ、ラジオ」(24.1%)が続いた。

アンケート回答者は1万749人で、インターネット調査により行った。

(写真はイメージ)