1月17日「防災とボランティアの日」 制定20年
毎年1月17日が「防災とボランティアの日」、1月15~21日が「防災とボランティア週間」と制定されてから、今年で20年を迎える。1995年1月17日に発生した「阪神・淡路大震災」を踏まえて設けられた。
制定の目的は、災害時におけるボランティア活動や自主的な防災活動についての認識を深めるとともに、災害への備えの充実強化を図ること。この週間には、国、地方公共団体、関係団体などの協力のもと、災害時におけるボランティア活動や自主的な防災活動の普及のための講演会、講習会、展示会などの行事が全国的に実施される。
阪神・淡路大震災では、全国各地から多くのボランティアが被災地に駆けつけ、延べ約130万人以上がさまざまな活動に参加。これをきっかけに、各地で災害が発生するとボランティアが被災地に駆けつけて支援活動を行うという文化が定着しはじめたという。
地震などの自然災害は予測が難しいが、「いざ」というとき命を守るために事前の防災・減災に対する備えがあれば、被害をいくらか軽減できる。「防災とボランティアの日」を機会に、災害時の具体的な対策について考えたい。
(写真はイメージ)